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都道府県別外科医師比率

公開日:2009-8-19 | 最終更新日:2016-2-2
カテゴリ: 保健・医療
都道府県別外科医師比率 - とどラン 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
厚生労働省の医師・歯科医師・薬剤師調査から外科医師比率。各都道府県の現役医師数に占める外科医師の割合を比較した。単位人口あたり医師数は外科医師数を参照。

全国の外科医師数は27,738人で、現役医師数(296,845人)に占める割合は9.34%。最も外科医師の割合が高いのは岩手県で12.98%。2位以下は青森県、宮崎県、山口県、徳島県と地方が上位に多い。一方、外科医師の割合が最も低いのは東京都で7.02%。これに神奈川県、新潟県、石川県、島根県と続いている。

分布地図を見ると三大都市圏で割合が低くなっている。相関ランキングでも高卒就職率と正の相関があり、女性初婚年齢と負の相関があることから、高卒就職率が高く、女性の初婚年齢が低い地方で外科医師比率が高い。

また、若手医師数と負の相関があり、若手医師が少ない所で外科医師比率が高い。外科医師数で言及したとおり、若い医師の外科離れが進んでいるようだ。

産経新聞「外科医がいなくなる? 過酷な勤務状況で若手の外科離れが進行」
産科や小児科の医師不足が叫ばれて久しいが、ここ数年、“花形”ともいえる外科医の減少が目立っている。長時間に及ぶ手術や当直など勤務状況が過酷であるにもかかわらず、報酬はそれに見合わないことなどを嫌い若い医師の外科離れが進んでいるという。こうした状況を懸念した医療関係者は、NPO法人「日本から外科医がいなくなることを憂い行動する会」を発足させた。外科医を増やすための情報発信や待遇の改善を国に訴えていくという。

都道府県別外科医師比率

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順位都道府県外科医師比率偏差値
並替  降順  昇順降順  昇順
1岩手県12.98%69.73
2青森県12.85%68.84
3宮崎県12.32%65.25
4山口県12.27%64.91
5徳島県12.17%64.24
6長崎県12.11%63.83
7岐阜県12.03%63.29
8鹿児島県11.66%60.78
9福島県11.63%60.58
10広島県11.55%60.03
11大分県11.49%59.63
12三重県11.21%57.73
13群馬県11.17%57.46
14茨城県10.97%56.10
15福井県10.76%54.68
16山梨県10.64%53.87
17愛媛県10.51%52.98
18奈良県10.27%51.36
19鳥取県10.23%51.09
20兵庫県10.21%50.95
21熊本県10.17%50.68
22栃木県10.11%50.27
23千葉県10.03%49.73
24長野県10.02%49.66
25静岡県9.98%49.39
26山形県9.95%49.19
27香川県9.84%48.44
28佐賀県9.72%47.63
29埼玉県9.69%47.43
30高知県9.57%46.61
31和歌山県9.50%46.14
32滋賀県9.44%45.73
33岡山県9.41%45.53
34宮城県9.23%44.31
35福岡県9.21%44.17
36愛知県9.19%44.04
37大阪府8.95%42.41
38沖縄県8.92%42.21
39京都府8.80%41.39
40秋田県8.43%38.89
41富山県8.20%37.33
42北海道8.05%36.31
43島根県7.95%35.63
44石川県7.74%34.21
45新潟県7.60%33.26
46神奈川県7.53%32.79
47東京都7.02%29.33
全国9.34%

他との相関 相関とは?

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分布図

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2016-2-2 | 保健・医療