都道府県別歯科医師数

厚生労働省の医師・歯科医師・薬剤師調査から歯科医師数ランキング。ここでは医療施設に従事している歯科医師数を比較している。歯科医師は深夜勤務が少ない上、収入も多いということで増えていたが、ここにきて過剰気味になり、医師間の報酬格差が広がっているという。

全国の歯科医師数は100,965人で、総医師数295,049の約1/3。人口10万人あたり79.45人の歯科医師がいる計算になる。全国で最も歯科医師が多いのは東京都で118.44人。偏差値も85.4と高く、東京には極端に歯科医が多いと言える。2位以下は福岡県、徳島県、岡山県、広島県と続いている。総医師数が全国最低レベルだった東京周辺部で歯科医師が多く、医師の分布と歯科医師の分布は無関係と言えるだろう。

一方、最も歯科医師が少ないのは福井県で、人口10万人あたり52.91人。これに滋賀県、富山県、青森県、島根県と続いている。

相関ランキングでは基準地価:商業地や人口と正の相関があり、人口が多くて地価が高い都市部に歯科医師が多い。