都道府県別読売新聞販売部数

読売新聞広告ガイドから読売新聞販売部数ランキング。日本ABC協会の「新聞発行社レポート 半期・普及率」をもとにしたもので、2010年7月〜12月の毎月15日の朝刊販売部数を比較した。

読売新聞の販売部数は9,875,383部。これ以外に、駅やコンビニで売られている即売分が134,707部あり、合計で10,020,584部となっている。人口100人あたり7.74部発行されている計算になる。

全国紙5紙の販売部数

人口100人あたり販売部数が最も多いのは埼玉県で15.18部。以下、茨城県、千葉県、山口県と続いている。もともと全国紙は東京と大阪の周辺で読まれることが多く、読売新聞も両地域で販売部数が多い。山口県は地方紙が弱いため、例外的に全国紙の販売部数が多い。

一方、最も少ないのは沖縄県で人口100人あたり0.03部。138万人の沖縄県でわずか443部しか販売されていない。

相関ランキングでは朝日新聞販売部数と正の相関が高く、地元紙比率と負の相関が高い。読売新聞や朝日新聞が、地元紙が弱い地域で販売部数が多いことを示している。

朝日新聞と似たような分布となっているが、朝日よりも関東で部数が多い。関東に多い巨人ファンが読売新聞を支えている可能性が高く、読売新聞の記者出身の渡邉恒雄が巨人に並々ならぬ熱意を抱いているのも理解できる。