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都道府県別喫茶店店舗数

公開日:2010-12-7 | 最終更新日:2016-6-30
カテゴリ: その他の店舗
都道府県別喫茶店店舗数 - とどラン 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
総務省の経済センサス‐基礎調査から喫茶店店舗数ランキング。ここでは同調査で以下のように定義されている「喫茶店」の事業所数を比較している。

産業分類一覧
喫茶店
主としてコーヒー,紅茶,清涼飲料などの飲料や簡易な食事などをその場所で飲食させる事業所をいう。


喫茶店は全国に69,983軒あり、人口10万人あたり店舗数は55.07軒。最も喫茶店が多いのは高知県で人口10万人あたり156.37軒。全国平均の2.8倍で偏差値も80.43と高い。2位は岐阜県で142.92軒、3位は愛知県で113.05軒。

高知県に喫茶店が多い理由について、とさあさでは以下の理由をあげている。
  • もともと働く女性の受け皿として外食産業が発達していた。
  • 人口が少なく、本格的な飲食店が成り立ちにくいため何でも提供する喫茶店が増えた。
  • 喫茶だけでなく多種多様な食事を提供していて人気がある。
  • 住民のコミュニケーションの場として存在している。


高知県に続く岐阜県、愛知県も高知県と同様に喫茶店王国として知られている。

Wikipedia:喫茶店
愛知県、岐阜県では、飲食店の内でも喫茶店の占める割合が高い。特にこの中京2県の場合、1999年の総務省統計局発表データによれば、全飲食店のうち喫茶店の占める割合が、全国平均は24.3%、東京都は17.7%、喫茶店の店舗数が全国1位の大阪府でも36.1%に対し、愛知県は41.5%、岐阜県は40.4%となっており、喫茶に対する支出も愛知県は全国平均の約2倍、岐阜県は約2.5倍となっている。

1960年頃から豊橋市、豊田市、一宮市などで「モーニングサービス」と称し、コーヒー1杯分の値段で、朝の開店時刻から10時ごろまで、トーストやゆで卵をつけるサービスもはじめられ、中京圏域に広まっている。


分布図を見ると、愛知から四国にかけての狭い範囲で店舗密度が高く、それ以外では低い。変動係数も0.6057と高く、多い地域と少ない地域の差が大きいことが分かる。

相関ランキングでは喫茶費用と正の相関があり、喫茶店が多いところは喫茶費用が高い。

また、納豆消費量と負の相関が高いのは、西日本に喫茶店が多いためで、因果関係とは言えなさそうだ。
データ出典  経済センサス‐基礎調査 2014

都道府県別喫茶店店舗数

「並替」の右横の「北/南」「降順/昇順」をクリックすると並べ替え表示します。
順位都道府県店舗数偏差値
 総 数 人口10万人
あたり
並替  降順  昇順降順  昇順降順  昇順
1高知県1,154軒156.37軒80.43
2岐阜県2,917軒142.92軒76.40
3愛知県8,428軒113.05軒67.43
4和歌山県1,094軒112.67軒67.31
5大阪府9,337軒105.67軒65.21
6兵庫県5,389軒97.26軒62.69
7香川県914軒93.17軒61.46
8京都府2,393軒91.69軒61.02
9三重県1,579軒86.52軒59.46
10福井県657軒83.17軒58.46
11愛媛県1,125軒80.65軒57.70
12徳島県569軒74.48軒55.85
13鳥取県399軒69.51軒54.36
14石川県767軒66.35軒53.41
15沖縄県938軒66.01軒53.31
16奈良県890軒64.68軒52.91
17岡山県1,171軒60.86軒51.76
18広島県1,717軒60.61軒51.68
19東京都6,999軒52.27軒49.18
20富山県536軒50.09軒48.53
21島根県343軒49.21軒48.26
22滋賀県686軒48.45軒48.03
23山口県678軒48.15軒47.95
24北海道2,434軒45.07軒47.02
25大分県493軒42.10軒46.13
26長野県828軒39.26軒45.28
27静岡県1,439軒38.84軒45.15
28山梨県296軒35.20軒44.06
29鹿児島県586軒35.13軒44.04
30福岡県1,779軒34.94軒43.98
31青森県458軒34.67軒43.90
32佐賀県278軒33.29軒43.48
33宮崎県357軒32.05軒43.11
34長崎県419軒30.23軒42.57
35岩手県365軒28.43軒42.02
36新潟県657軒28.41軒42.02
37熊本県483軒26.92軒41.57
38神奈川県2,357軒25.91軒41.27
39栃木県496軒25.05軒41.01
40埼玉県1,725軒23.83軒40.64
41千葉県1,454軒23.46軒40.53
42山形県262軒23.17軒40.44
43秋田県220軒21.22軒39.86
44宮城県492軒21.13軒39.83
45群馬県415軒21.00軒39.79
46福島県406軒20.98軒39.79
47茨城県604軒20.69軒39.70
全国69,983軒55.07軒
単位人口:人口10万人あたり (2014)

他との相関 相関とは?

その他の店舗に関するその他の記事

10万あたり店舗数の分布 (変動係数 0.6057)

分布図

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コメント

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odomon 2018/01/24
VFさん

ご指摘ありがとうございます。
「店舗数」としているのは分かりやすさのためです。他の項目でも言い換えているところは多く、そのようなときは本文内で正確な名称を説明しています。

喫茶店のケースでは、衛生行政報告例の方が「店舗数」という言葉の意味に近そうなので、そちらも掲載します。
V.F 2018/01/21
「1981年(昭和56年)154.630店」とありますが,これは店舗数ではなく事業所数です. 総務省統計局の数値をもとに表記していると思われますが,正確に記載したほうがよいと思います.
営業施設数で表現したいのであれば,衛生行政を担っている厚生労働省大臣官房統計情報部の資料は施設数なので,こちらのほうが店舗数に近いと考えられます.
※2007年(平成19年)が291,587施設となっています.
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000143691.pdf
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/seikatsu-eisei/seikatsu-eisei22/dl/h20/kissa_housaku.pdf