都道府県別2012年衆議院比例代表：民主党得票率

2012年12月に行われた衆議院選挙比例代表の民主党得票率ランキング。比例投票数に占める民主党の割合を比較している。分母となる投票数には無効票は含まれていない。

各党得票数

100票あたり民主党得票数の全国平均は16.00票で、得票率は16.00%。最も得票率が高かったのは岡田氏の地元の三重県で21.82%。以下、佐賀県、新潟県、福島県、長野県と続いている。2009年衆議院選、2010年参議院選で不動の1位だった岩手県は8位に後退。小沢氏が離党した影響と思われる。

一方、最も得票率が低かったのは沖縄県で8.31%。沖縄県での得票率は38.54%(2009年)→22.46%(2010年)→8.31%(2012年)と減少しており、基地移設問題で沖縄県民の支持を失ったと言えよう。これに続くのが日本維新の会が票を伸ばした大阪府で9.23%。以下、和歌山県、群馬県、山口県と続いている。

分布図を見ると東日本の地方で得票率が高い。相関ランキングでは2009年衆議院比例代表:民主党得票率との相関係数が0.4079となっている。2009年の選挙と2012年の選挙で分布があまり似ていないことを意味しており、小沢氏の離党や無党派層の移動により得票状況が大きく変わったことがデータからうかがえる。

民主党が大きく議席を減らした状況は民主党減少率を参照されたい。

その他の年の各党得票率結果はこちら。

2013参議院選挙
2010参議院選挙
2009衆議院選挙