都道府県別25歳以上ゴルフ人口

社会生活基本調査からゴルフ人口の都道府県別ランキング。この1年間でゴルフをしたと答えた25歳以上の人数を比較している。ここでいうゴルフにはゴルフコースだけでなく練習場でのゴルフも含まれているので注意願いたい。25歳未満には学生が多く、大人と行動パターンが違う可能性があるため、「県民性」というサイトの性格も考慮して除外している。同統計では抽出結果から各都道府県の総人数を推計しており、ここではその数字を使っている。

調査対象となっている各スポーツの人口は以下の通り。

全国の25歳以上ゴルフ人口は826万人で、25歳以上人口100人あたり8.34人。ゴルフ人口が最も多いのは茨城県で25歳以上人口100人あたり10.97人(偏差値69.2)。2位は千葉県で10.92人。3位以下は東京都(10.23人)、兵庫県(10.08人)、山梨県(10.03人)の順。一方、最もゴルフ人口が少ないのは青森県で25歳以上人口100人あたり3.47人(偏差値27.7)。これに岩手県(4.04人)、長崎県(4.66人)、愛媛県(4.95人)、島根県(5.11人)と続いている。

地域的に見ると三大都市圏とその周辺部にゴルフ人口が多い。関東を見ると山梨県や群馬県、栃木県、茨城県、千葉県など周辺部でゴルフ人口が多い。これらの地域はゴルフ場が多いところであり、首都圏向けにゴルフ場がたくさん作られた結果、地元民にゴルフが普及したと考えられそうだ。

相関ランキングではゴルフ用具普及率と正の相関が高く、ゴルフ人口が多いところはゴルフ道具が普及している。

また、サラリーマン年収と正の相関が高く、高年収サラリーマンが多いところでゴルフ人口が多い。