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都道府県別浮動票指数

公開日:2016-7-20 | 最終更新日:2016-7-20
カテゴリ: 政治
都道府県別浮動票指数 - とどラン 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
総務省選挙関連資料から直近10年間の浮動票指数ランキング。ここでは直近10年間の選挙における各党得票率の変化を比較した。具体的には各党の各選挙ごとの得票率の差の絶対値を合計したもので、各党派の票が揺れ動くほど浮動票指数も大きくなる。指数計算の元となる得票率は自由民主党、民主党、公明党、日本共産党、社会民主党、維新の党、みんなの党、生活の党、新党大地、国民新党のものを使っている。その他の党は得票率が低いので除外している。

直近10年間の選挙は以下の通り
2007年参議院 民主党が参議院第1党になり、衆参でねじれ状態に
2009年衆議院 民主党に政権交代
2010年参議院 自民党が大勝
2012年衆議院 自民党第1党に返り咲き
2013年参議院 自民党が大勝し、衆参のねじれが解消
2014年衆議院 与党が衆議院で議席数の3分の2を維持
2016年参議院 参議院で改憲勢力が3分の2を占める

10年間の浮動票指数の平均値は15.63ポイント。最も大きいのは富山県で22.34ポイント。富山県は綿貫民輔氏が所属する国民新党や、又市征治氏が所属する社会民主党の得票率変化が大きな影響を与えている。


2位は愛媛県で21.89ポイント。ここは第3極ブーム時にみんなの党や維新の党に大量の票が流れたものの、次の選挙では元に戻っているため指数が高くなっている。

3位は沖縄県で19.24ポイント。沖縄県は社会民主党得票率が21.24% → 11.05% → 22.68% → 13.34% → 19.63% → 14.65% → 12.13% と乱高下していることが浮動票指数を押し上げている。ちなみに得票率が高いのは参議院選で低いのは衆議院選。参議院の比例代表は衆議院の比例代表と違って、比例代表でも候補者名を書くことができる。沖縄県では山シロ博治氏や吉田忠智氏の人気が高く、参議院選での得票率を押し上げているようだ。(衆参比例代表選挙の制度の違いは保坂展人氏のサイトにくわしい)

一方、浮動票指数が最も低いのは宮崎県で12.16ポイント。これに続くのが鳥取県で12.33ポイント。以降は島根県、福井県、長崎県と続いている。浮動票指数が低い=無風選挙区とも言えそうだ。

相関ランキングでは相関係数が高いランキングがなく、他の要素との関連は見当たらなかった。
データ出典  総務省選挙関連資料 2016

都道府県別浮動票指数

「並替」の右横の「北/南」「降順/昇順」をクリックすると並べ替え表示します。
順位都道府県浮動票指数偏差値
並替  降順  昇順降順  昇順
1富山県22.34ポイント78.54
2愛媛県21.89ポイント76.32
3沖縄県19.24ポイント63.27
4青森県19.11ポイント62.63
5栃木県18.98ポイント61.99
6滋賀県18.38ポイント59.03
7群馬県18.29ポイント58.59
8長野県18.20ポイント58.15
9和歌山県18.19ポイント58.10
10神奈川県17.86ポイント56.47
11岐阜県17.74ポイント55.88
12秋田県17.66ポイント55.49
13石川県17.55ポイント54.95
14埼玉県17.43ポイント54.36
15大阪府17.42ポイント54.31
16福島県17.37ポイント54.06
17奈良県17.26ポイント53.52
18熊本県17.09ポイント52.68
19岡山県17.04ポイント52.44
20東京都16.95ポイント51.99
21北海道16.90ポイント51.75
22岩手県16.84ポイント51.45
23愛知県16.82ポイント51.35
24兵庫県16.76ポイント51.06
25千葉県16.66ポイント50.56
26山梨県16.50ポイント49.78
27山形県16.18ポイント48.20
28香川県16.17ポイント48.15
29京都府16.07ポイント47.66
30宮城県16.01ポイント47.36
31茨城県15.79ポイント46.28
32広島県15.59ポイント45.29
33新潟県15.51ポイント44.90
34徳島県15.46ポイント44.65
35三重県15.23ポイント43.52
36静岡県15.06ポイント42.68
37高知県14.99ポイント42.34
38山口県14.94ポイント42.09
39佐賀県14.92ポイント41.99
40鹿児島県14.85ポイント41.65
41大分県14.73ポイント41.06
42福岡県14.71ポイント40.96
43長崎県13.69ポイント35.94
44福井県13.65ポイント35.74
45島根県13.13ポイント33.18
46鳥取県12.33ポイント29.24
47宮崎県12.16ポイント28.40
全国15.63ポイント

他との相関 相関とは?

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分布図

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コメント

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odomon 2017/09/29
専門家さん

本文の該当部分をコピーしておきますね。

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具体的には各党の各選挙ごとの得票率の差の絶対値を合計したもので、各党派の票が揺れ動くほど浮動票指数も大きくなる。指数計算の元となる得票率は自由民主党、民主党、公明党、日本共産党、社会民主党、維新の党、みんなの党、生活の党、新党大地、国民新党のものを使っている。その他の党は得票率が低いので除外している。
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付け加えると、ある県のある党の得票率が選挙ごとに

10→40→30→25

と変化したとすると、指数は45になります。上記各党の変動指数を平均したものが各都道府県の数値になっています。
専門家 2017/09/29
ここで言う浮動票指数とは、一体どのような定義ですか?
2016-7-20 | 政治