都道府県別2010年参議院比例代表：みんなの党得票率

2010年7月11日にあった参議院比例代表選出議員選挙での、みんなの党得票率ランキング。参議院比例代表では党名と候補者名のどちらかを記入する非拘束名簿式をとっており、ここでは党名と候補者名の投票を合算して計算している。

みんなの党の100人あたり獲得票数の全国平均は13.59票。言い換えると得票率は13.59%になる。2009年の衆議院選挙比例代表では4.27票だったので、3倍以上の増加だ。郵政選挙で自民党、2009年の衆院選で民主党に集まった都市部の無党派層の票がみんなの党に流れ込んだと思われる。

地域的には渡辺喜美代表の出身地である栃木県の得票率が最も高く33.15票(33.15%)。2位の富山県は地元小矢部市から比例代表に出馬した柴田巧氏が、みんなの党比例代表候補の中でトップ当選を果たしている。3位の神奈川県は無党派層の支持を集めた新人の中西健治氏が現職を破って当選している。

分布を見ると関東を中心に関西や愛知など都市部で得票率が高く都市型の政党と言えよう。