都道府県別2010年参議院比例代表：社会民主党得票率

2010年7月11日にあった参議院比例代表選出議員選挙の社会民主党得票率ランキング。参議院比例代表では党名と候補者名のどちらかを記入する非拘束名簿式をとっており、ここでは党名と候補者名の投票を合算して計算している。

社会民主党の100人あたり獲得票数の全国平均は3.84票。2009年の衆院選比例代表では4.27票を獲得しており票を落としている。

得票率第1位は沖縄県で22.68票。これは民主党の22.46票を上回り県内第1党となっている。もともと社民党は沖縄で支持率が高かったが、2009年の衆議院選挙のときの11.05票から倍増しており、普天間基地移設問題で県外移設を最後まで主張した社民党への沖縄県民の高い期待がうかがわれる。

得票率第2位の大分県は重野幹事長や、比例代表から当選した吉田忠智候補の地元であり、支持率が高い地域だ。

相関ランキングを見ると学校給食費滞納率と正の相関があり、高校生就職内定率と負の相関がある。高校生の就職内定率が低く給食費滞納率が高いなど、経済的に苦しい地域で支持を集めているようだ。