都道府県別ダンス場数

文部科学省の体育・スポーツ施設現況調査よりダンス場数の都道府県別ランキング。ここでは公営と民営の「ダンス場」の合計を比較している。定義は以下の通り。

ダンス場:主としてダンスに使用されるもの。(エアロビクス等のスタジオを含む)

計上しているのは「一般の利用に供する目的で地方公共団体,独立行政法人又は民間が設置したスポーツ施設」で、学校の施設や企業職員の福利・厚生用の施設は含んでいない。

全国のダンス場数は1,338ヶ所で、人口10万人あたり1.05ヶ所。ダンス場数が最も多いのは栃木県で人口10万人あたり3.70ヶ所(偏差値87.9)。2位は青森県で2.83ヶ所。3位以下は茨城県(2.50ヶ所)、秋田県(1.96ヶ所)、静岡県(1.89ヶ所)の順。一方、最もダンス場数が少ないのは群馬県で人口10万人あたり0.05ヶ所(偏差値36.4)。これに福井県(0.13ヶ所)、高知県(0.14ヶ所)、三重県(0.28ヶ所)、長崎県(0.29ヶ所)と続いている。

分布地図を見ると東日本にダンス場が多い。

相関ランキングでも豚肉消費量やサンマ消費量といった東高西低型のランキングと正の相関があり、東日本にダンス場が多いことを裏付けている。

年間真夏日数とは負の相関があり、真夏日が少なく涼しいところにダンス場が多い。寒い冬場の運動施設として人気があるのだろうか。