都道府県別情報公開度

全国市民オンブズマン連絡会議が調べた自治体の情報公開度ランキング。情報公開度はオンブズマン連絡会議が毎年発表しているもので、全国一斉に同じ文書を情報公開請求して、その結果を採点している。詳しい内容については講評(PDF)や採点基準(PDF)を参考にされたい。

情報公開度には各都道府県庁の情報公開度と、各市の情報公開度があり、ここでは各都道府県庁と市の公開度の平均値を使って計算している。なお、各都道府県のポイントはオンブズマン連絡会議の資料によるが、「全国」のポイントは各県のポイントを当サイトが単純平均したものだ。

全国で情報公開度が最も高いのは神奈川県で58.70ポイント。以下、鳥取県、大分県、岩手県と続いている。逆に最も公開度が低いのは鹿児島県で40.00ポイント。高知県、山梨県、島根県、沖縄県も低くなっている。オンブズマン連絡会議によると各県の条例の規定や運用に影響される傾向があるそうだ。

分布図を見ると公開度が高い地域と低い地域が入り乱れており、地域的な傾向は見られない。また相関係数が高いランキングもなく、地域的、社会的な理由よりも各自治体の個別の事情によって公開度が異なっているようだ。