都道府県別2021年衆議院比例代表：日本維新の会得票率

総務省の選挙関連資料から、2021年10月に行われた第49回衆議院選挙比例代表の日本維新の会得票率ランキング。

維新の会の得票数は805万830票で得票率は14.01%。これは前回の国政選挙である2019年参議院比例代表:日本維新の会得票率の9.80%を4.21ポイントも上回っている。率にして43%の増加で維新の躍進を裏付けている。前回からの推移は以下の通り。ほぼ全ての都道府県で得票率を伸ばしているが、なかでも関西での伸びが大きい。

2021年衆議院比例代表:日本維新の会得票率の全国平均は14.01%。得票率が最も高いのは大阪府で42.51%(偏差値91.6)。2位は兵庫県で32.08%。3位以下は奈良県(28.07%)、京都府(23.00%)、和歌山県(21.48%)の順。一方、最も得票率が低いのは青森県で4.39%(偏差値40.5)。これに岩手県(4.57%)、山形県(5.08%)、福島県(5.31%)、秋田県(5.62%)と続いている。

分布地図を見ると関西で得票率が高いのに加えて、都市部で得票率が高くなっていて、都市住民に支持されているようだ。

他との相関を見ると大阪大学合格者数や同志社大学合格者数などの関西偏重型ランキングと正の相関が高く、維新が関西で人気が高いことを裏付けている。

直近10年間の平均得票率は日本維新の会得票率(直近10年間)。