都道府県別2014年衆議院比例代表：次世代の党得票率

各都道府県選挙管理委員会の発表から、2014年12月に行われた第47回衆議院選挙比例代表の次世代の党得票率ランキング。

次世代の党の得票数は141万4919票で、有効投票数5333万4447票に占める得票率は2.65%。

最も次世代の党得票率が高いのは平沼赳夫の地元岡山県で5.53%。2位は桜内文城氏の地元愛媛県で4.52%。3位以降は東京都、広島県、神奈川県、宮崎県、千葉県と続いているが、どこも小選挙区に候補者がいるか比例区に出馬した候補者の地元だ。

東京都　石原慎太郎氏　山田宏氏
広島県　坂元大輔氏　中丸啓氏
神奈川県　中田宏氏
宮崎県　中山成彬氏
千葉県　田沼隆志氏　西田譲氏　遠藤宣彦氏
岐阜県　藤井孝男氏

一方、次世代の党得票率が最も低いのは沖縄県で1.15%。この他、岩手県や佐賀県、山形県、福島県などで得票率が低い。

相関ランキングでは在日中国人と正の相関が高く、在日中国人が多いところで次世代の党得票率が高い。次世代の党は中国や在日外国人に対して批判的なスタンスをとっており、身近に在日中国人が多いところでシンパシーを集めている可能性も考えられる。

全般的に見ると特定の候補者がいる地域といない地域の差が大きく、候補者がいない地域まで浸透できていない。党そのものの訴求力よりも候補者個人の訴求力に依存していると言えそうだ。

各党得票率

各党得票数などはこちら　20141215_shugiin.csv"