都道府県別2017年衆議院比例代表：希望の党得票率

各都道府県選挙管理委員会の発表から、2017年10月に行われた第48回衆議院選挙比例代表の希望の党得票率ランキング。

希望の党の得票数は967万7524票で、有効投票数5575万7552票に占める得票率は17.36%。得票率が最も高いのは秋田県で26.06%(偏差値69.0)。2位は山形県で24.98%。3位以下は静岡県(24.88%)、岩手県(24.19%)、佐賀県(23.88%)の順。一方、最も得票率が低いのは大阪府で5.99%(偏差値18.9)。これに山口県(11.22%)、北海道(12.25%)、沖縄県(13.41%)、兵庫県(13.52%)と続いている。

分布地図を見ると本州中央から東日本にかけて得票率が高い。

相関ランキングでは共働き率や三世代世帯人数と正の相関があり、共働き率が高く三世代世帯が多いところで希望の党の得票率が高い。

また、中学生学校外学習率や小学生早寝早起き率、小学生校則遵守率などと正の相関があり、子供の生活態度が良いところで希望の党の得票率が高い。

母体となった民進党(民主党)得票率(直近10年間)との相関を見ると、相関係数は0.3868となっている。これは立憲民主党の0.5577よりも低く、立憲民主党の方が民進党の分布に近いと言える。

立憲民主党と希望の党の得票率の差を比較したのが下の表。偏差値の差の大きい順にならべている。

立憲民主党が強くて希望の党が弱いところ
北海道、新潟県、三重県、神奈川県、埼玉県、東京都

希望の党が強くて立憲民主党が弱いところ
秋田県、石川県、佐賀県、山形県、富山県、静岡県

となっている。

各党得票率