都道府県別産業廃棄物処理業事業所数

総務省の経済センサス‐基礎調査から産業廃棄物処理業事業所数ランキング。ここでは同調査で以下のように定義されている「産業廃棄物処理業」の事業所数を比較している。

産業分類一覧

一般廃棄物処理業
主として事業活動に伴って生じた廃棄物(専ら再生利用の目的となるものを除く)を収集運搬,処分する事業所をいう。

全国の産業廃棄物処理業事業所数は8,944軒で、人口10万人あたり7.04軒。最も多いのは山形県で10.79軒。2位は山口県で10.44軒。3位以下は福井県、宮城県、岡山県と続いている。一方、最も少ないのは大阪府で4.81軒。これに東京都、徳島県、香川県、千葉県と続いている。

東日本大震災の影響を調べるため2009年の前回調査と比較したところ、以下のような結果になった。

これを見ると震災の影響が大きかった地域では岩手県で事業所が増えている。

分布地図を見ると産業廃棄物処理業事業所は都市部で少なく地方で多い。

相関ランキングでは中学生朝食摂取率や小学生早寝早起き率と正の相関が高く、高齢者の生活保護受給者数や生活保護受給世帯数と負の相関があることから、子どもの生活習慣が良く、生活保護受給者が少ないところに産業廃棄物処理業事業所が多い。