都道府県別統計を比較した都道府県ランキング。1486 ランキング掲載中

都道府県別第三次産業従業者数

公開日:2018-11-6 | 最終更新日:2018-11-6
カテゴリ: 雇用・労働
都道府県別第三次産業従業者数 - とどラン 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
経済センサス基礎調査より第三次産業従業者数の都道府県別ランキング。ここでは個人企業も含む第三次産業従業者数を比較している。第三次産業とは農林水産業などの第一次産業、建設業や製造業などの第二次産業を除く産業のことで、小売業や教育産業など雑多な産業が含まれている。

全国の第三次産業従業者数は4842万4417人で、従業者1000人あたり783.71人。従業者数が最も多いのは東京都で従業者1000人あたり877.25人(偏差値73.8)。2位は沖縄県で876.63人。3位以下は福岡県(826.51人)、高知県(822.63人)、北海道(821.80人)の順。一方、最も従業者数が少ないのは富山県で従業者1000人あたり678.05人(偏差値32.9)。これに滋賀県(687.95人)、静岡県(692.32人)、三重県(695.98人)、岐阜県(696.54人)と続いている。

分布地図を見ると東京と西日本で第三次産業従業者数が多い。

相関ランキングでは生活保護受給者貧困率貧困率と正の相関があり、第三次産業従業者数が多いところは失業者や貧困層が多い。

第二次産業従業者数と負の相関が高い理由は第二次産業従業者数を参照いただきたい。

第二次産業従業者数と第三次産業従業者数を比べると、第二次産業従業者数が多いところは貧困が少なく、第三次産業が多いところは貧困が多い。機械や建築物が相手の第二次産業は労働時間の管理が厳格で、サービス残業などが少なく、雇用が安定しているのに対して、書類や人間が相手の第三次産業は労働時間の管理が曖昧なためサービス残業が蔓延しやすく、不安定な生活をもたらしているようだ。

これは第三次産業の問題というよりも、日本が長期雇用をベースに安定的に高品質の製品を製造する第二次産業型社会に最適化しており、第三次産業型社会に最適化していないためと思われる。
データ出典  経済センサス基礎調査 2014

都道府県別第三次産業従業者数

「並替」の右横の「北/南」「降順/昇順」をクリックすると並べ替え表示します。
順位都道府県従業者数偏差値
 総 数 従業者1000人
あたり
並替  降順  昇順降順  昇順降順  昇順
1東京都8,471,918人877.25人73.84
2沖縄県534,586人876.63人73.71
3福岡県1,974,664人826.51人63.41
4高知県265,294人822.63人62.61
5北海道2,009,602人821.80人62.44
6千葉県1,874,275人821.57人62.39
7神奈川県3,031,395人813.60人60.75
8大阪府3,836,290人811.17人60.25
9京都府998,076人803.53人58.68
10長崎県497,097人802.66人58.50
11奈良県390,431人802.07人58.38
12鹿児島県594,637人795.01人56.93
13熊本県621,497人794.18人56.76
14宮城県873,202人793.20人56.56
15青森県452,833人786.45人55.17
16宮崎県392,801人784.30人54.73
17和歌山県329,449人783.99人54.67
18鳥取県203,671人781.35人54.12
19愛媛県487,335人776.45人53.12
20兵庫県1,848,407人774.63人52.74
21大分県410,478人770.56人51.90
22島根県251,091人763.11人50.37
23埼玉県2,105,768人762.71人50.29
24広島県1,064,903人762.22人50.19
25徳島県263,316人761.89人50.12
26山口県490,784人761.85人50.11
27香川県365,813人760.15人49.76
28佐賀県294,295人758.81人49.49
29秋田県349,691人751.66人48.02
30岡山県657,145人742.59人46.15
31石川県434,606人737.47人45.10
32岩手県438,855人737.21人45.05
33山梨県292,292人729.34人43.43
34新潟県804,996人715.32人40.55
35愛知県2,841,150人713.12人40.10
36福島県622,014人711.89人39.84
37長野県726,422人711.83人39.83
38福井県290,370人710.81人39.62
39茨城県938,758人710.40人39.54
40山形県375,136人706.83人38.80
41栃木県655,257人703.80人38.18
42群馬県675,161人697.52人36.89
43岐阜県665,734人696.54人36.69
44三重県610,352人695.98人36.57
45静岡県1,286,203人692.32人35.82
46滋賀県452,489人687.95人34.92
47富山県373,878人678.05人32.89
全国48,424,417人783.71人
単位人口:従業者1000人あたり (2014)

他との相関 相関とは?

雇用・労働に関するその他の記事

1000あたり従業者数の分布 (変動係数 0.0639)

分布図

この記事を見た人はこちらも見ています

コメント

お名前

コメント内でタグは使えません。(現在、5分以内の連続書込を制限しています)
アドレス(迷惑コメント対策用ですので入力しないでください)
2018-11-6 | 雇用・労働