都道府県別統計を比較した都道府県ランキング。1486 ランキング掲載中

都道府県別製造業従業者数

公開日:2009-8-16 | 最終更新日:2017-12-27
カテゴリ: 経済
都道府県別製造業従業者数 - とどラン 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
経済産業省の工業統計調査から製造業従業者数の都道府県別ランキング。ここでは従業員4人以上の製造業従業者数を比較している。

全国の製造業従業者数は749.8万人で、生産年齢人口100人あたり9.79人。従業者数が最も多いのは富山県で生産年齢人口100人あたり20.04人(偏差値70.1)。2位は滋賀県で18.66人。3位以下は静岡県(18.30人)、三重県(18.09人)、愛知県(17.67人)の順。富山県は金属製品、静岡県は工業製品全般の生産が盛んだ。

可能性の高い富山県の製造業
各都道府県に関し、製造23分類で製造品出荷額等の最大の業種を見ると、約6割の28府県が電機機械で占められている。次いで輸送機械が7県、食料品が3道県、さらに化学3県、一般機械2県、石油2県と続いている。残りは、印刷出版の東京、そして金属製品の富山である。
 富山で金属製品が卓越しているのは、アルミサッシ産地の形成によるが、全国でも際だった特徴といえよう。

日銀静岡支店「静岡県の産業・金融面の特徴」
 産業としては、東京、名古屋などの大消費地に近く、東海道の主要幹線が東西に走るといった恵まれた立地環境を生かし、多彩な産業集積がみられることから、当県は、しばしば「日本の縮図」、「産業のデパート」と称されます。

 特に、製造業については、第2次世界大戦前から地場産業が活発な生産活動を展開していたなかで、戦後は、こうした産業を基盤として新しい産業が興ったほか、東名高速道路の開通以降、東京や大阪に本社を持つ企業の工場進出が積極的に行われてきました。このため、製造品出荷額等は全国シェア5.8%(都道府県別順位第3位)と、他の指標に比べ高く、当県は「モノづくり県」としての特徴があります。因みに、当県の製造品出荷額等を他地区と比較すると、東北6 県、北陸4県、四国4県を上回っています。また、全国シェア第1位を誇るものは、二輪車、楽器、エアコン、茶飲料、プラモデル等の製造品や茶、きはだまぐろ等の農林水産品など多数あります。


一方、最も従業者数が少ないのは沖縄県で生産年齢人口100人あたり2.62人(偏差値29.9)。これに東京都(3.00人)、千葉県(5.39人)、北海道(5.40人)、神奈川県(6.07人)と続いている。

分布地図を見ると製造業事業所数と同様に本州中央部に製造業事業所が多い。

相関ランキングでは在日ブラジル人と正の相関が高く、製造業従業者数が多いところに在日ブラジル人が多い。製造業が在日ブラジル人の受け皿になっているからと思われる。

また、20〜30代男女比30代女性未婚率40代女性未婚率と負の相関があるのも興味深い。製造業従業者が多いところは男性が多く女性の未婚率が低いことを意味しており、働き盛りの男性がたくさん集まるため、女性がパートナーを見つけやすいとも言えそうだ。
データ出典  経済産業省工業統計調査 2016

都道府県別製造業従業者数

「並替」の右横の「北/南」「降順/昇順」をクリックすると並べ替え表示します。
順位都道府県従業者数偏差値
 総 数 生産年齢人口100人
あたり
並替  降順  昇順降順  昇順降順  昇順
1富山県12.10万人20.04人70.14
2滋賀県16.06万人18.66人66.94
3静岡県39.64万人18.30人66.12
4三重県19.21万人18.09人65.63
5愛知県82.47万人17.67人64.67
6群馬県20.50万人17.64人64.59
7岐阜県19.52万人16.60人62.19
8栃木県19.72万人16.55人62.06
9福井県7.25万人16.10人61.04
10長野県18.87万人15.97人60.72
11山形県9.65万人15.31人59.21
12茨城県26.17万人15.03人58.56
13山梨県7.02万人14.39人57.08
14石川県9.55万人14.13人56.47
15新潟県18.09万人13.76人55.62
16福島県15.02万人13.46人54.93
17岡山県14.20万人12.84人53.50
18広島県21.19万人12.72人53.21
19山口県9.36万人12.20人52.03
20香川県6.71万人12.13人51.85
21佐賀県5.77万人12.08人51.73
22岩手県8.45万人11.65人50.73
23秋田県5.95万人10.73人48.61
24徳島県4.51万人10.61人48.33
25兵庫県34.81万人10.60人48.31
26島根県3.84万人10.22人47.44
27愛媛県7.60万人9.80人46.47
28和歌山県5.26万人9.77人46.40
29鳥取県3.13万人9.67人46.16
30大分県6.28万人9.63人46.06
31京都府13.86万人8.88人44.35
32熊本県8.81万人8.70人43.91
33宮崎県5.30万人8.61人43.71
34埼玉県38.46万人8.49人43.44
35大阪府44.13万人8.20人42.76
36宮城県11.14万人7.79人41.83
37鹿児島県6.95万人7.53人41.21
38長崎県5.76万人7.43人40.99
39青森県5.51万人7.38人40.87
40奈良県5.82万人7.36人40.83
41福岡県21.74万人7.08人40.17
42高知県2.45万人6.19人38.12
43神奈川県35.08万人6.07人37.84
44北海道17.01万人5.40人36.29
45千葉県20.56万人5.39人36.26
46東京都26.92万人3.00人30.75
47沖縄県2.36万人2.62人29.87
全国749.78万人9.79人
単位人口:生産年齢人口100人あたり (2016)

他との相関 相関とは?

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分布図

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2017-12-27 | 経済