ガソリン価格の全国平均は170.4円。ガソリン価格が最も高いのは長崎県で181.5円(偏差値77.6)。2位は鹿児島県で179.1円。3位以下は大分県(178.7円)、長野県(177.8円)、沖縄県(177.8円)の順。鹿児島や長崎は離島が多く輸送コストがかかるため平均値が高いと思われる。ガソリン価格5位の沖縄県は本土よりもガソリン税が1リットルあたり5.5円安くなっているため注意が必要。
wikipedia:ガソリン税沖縄県は本土より7円減税されている。なお、この税率や期限は「租税特別措置法」ではなく、「沖縄の復帰に伴う特別措置に関する法律」第80条3項に基づく政令により規定されている。
また、沖縄県は「沖縄県石油価格調整税条例」により、ガソリン1リットルあたり1.5円を徴収している。従って、沖縄県内の相対的なガソリンの減税額は1リットルあたり7円-1.5円=5.5円となる。
一方、最もガソリン価格が低いのは宮城県で164.2円(偏差値34.3)。これに埼玉県(165.0円)、岩手県(165.0円)、青森県(165.7円)、秋田県(165.8円)と続いている。
分布地図を見ると北関東から東北にかけてガソリンが安く、九州や本州内陸部でガソリンが高い。
他との相関を見ると、因果関係を思わせるようなランキングがない。
自動車普及率とも相関がなく、ガソリン価格は車の普及具合とは全く関係がないと言える。
運送コストや地域による価格競争の違いがガソリン価格に影響していると考えられそうだ。
以前のままなら高知県は運送コストは全国でも高い方。
ところが、全国一高い価格から、一夜にして、と言えば大袈裟だがそれぐらいの勢いで一気に全国一安い価格になったことがある。
これは当時全国区のテレビでも放送された。
原因は新規店舗ができたことによる価格競争。