都道府県別製造業事業所数

経済産業省の工業統計調査から製造業事業所数の都道府県別ランキング。ここでは従業員4人以上の製造業事業所数を比較している。

全国の製造業事業所数は217,601軒で、生産年齢人口10万人あたり284.22軒。事業所数が最も多いのは福井県で生産年齢人口10万人あたり571.11軒(偏差値73.0)。2位は岐阜県で546.17軒。3位以下は富山県(496.85軒)、静岡県(484.40軒)、石川県(483.73軒)の順。一方、最も事業所数が少ないのは沖縄県で生産年齢人口10万人あたり137.97軒(偏差値32.2)。これに千葉県(145.39軒)、神奈川県(146.05軒)、東京都(150.06軒)、北海道(184.16軒)と続いている。

総数ベースで最も多いのは大阪府で18,768軒。2位は愛知県で17,611軒。3位は東京都で150.06軒。4位以下は埼玉県、静岡県、兵庫県となっている。

分布地図を見ると中部地方から北関東、北陸地方といった本州中央部に製造業事業所が多い。

相関ランキングを見ると建設業者数と正の相関が高く、製造業が多いところは建設業も多い。年間完全失業率とは負の相関があり、製造業事業所が多いところは失業率が低くなっている。

また、持ち家率や持ち家住宅述べ床面積と正の相関が高く、製造業事業所が多いところは広い持ち家が多い。