都道府県別ドトールコーヒー店舗数

日本最大の店舗数のコーヒーチェーンであるドトールコーヒーの店舗数ランキング。ここではドトールグループの全ブランド(※)の店舗数を合計した。

全国の店舗数は1,348軒で、人口10万人あたり1.06軒。最も店舗数が多いのは東京都で3.98軒。2位以下は神奈川県、福島県、千葉県、青森県と続いている。一方、店舗がない大分県と島根県を除くと最も店舗が少ないのは滋賀県で0.14軒。この他、石川県や長野県、秋田県、沖縄県などが下位になっている。

分布を見ると東京の一極集中型。相関ランキングでも基準地価:商業地と正の相関が高く、東京が突出している東京一極集中型の分布であることが分かる。

スターバックス(Wikipedia)

インターネット配信番組「イグザンプラー」のコーナー"日本地域査定"においては都会度をはかる基準として、その地域内にスターバックスコーヒーの店舗が何軒あるかを示した"スタバ数"というものが用いられた。

のように、スタバ=都会というイメージがあるが、東京の偏差値はスタバよりもドトールの方が高く、データ上ではドトールの方が都会型と言えよう。(スターバックスコーヒー店舗数)

もともとコーヒーというものは食事の後とか、ちょっとした休憩など「プラスアルファ」として楽しむもの。都会では駅周辺など人通りが多いところに位置し、待ち合わせの暇つぶしや、用事で出たときの休憩に利用されることが多い。失礼を承知で言えば「たまたまそこにドトールがあったから利用する」というシチュエーションも多のではないだろうか。

一方、地方では目的地から目的地に車で真っ直ぐ向かうことが多く、道中の暇つぶしもコンビニの駐車場で缶コーヒーなどを飲むことが多い。このためドトールでも地方への出店事例として、病院、ガソリンスタンド、銀行、空港、サービスエリア、ショッピングセンターをあげている。これらのエリアは地方でも例外的に「ぶらぶらと歩きながら暇をつぶす必要がある」ところで、「たまたまそこにドトール」といった営業スタイルが成り立つからだ。

スターバックスに限らず、コーヒーショップ=都会と言えそうだ。

※ドトールブランド
・ドトールコーヒーショップ
・エクセルシオール カフェ
・カフェ コロラド
・カフェ マウカメドウズ
・ル カフェ ドトール
・カフェ レクセル
・エクセシオール カフェ
・カフェ エクセルシオール
・バリッシモ
・プレジール
・オーバカナル
・ル サロンド ニナス
・テ ニナス
・ニナス パリ
・カフェラミル
・ニュースタイル カフェラミル
・ブラッスリーラクラス