都道府県別すき家店舗数

牛丼チェーンのすき家店舗数ランキング。神奈川県発祥のすき家は郊外のロードサイドに店舗を展開している。

全国のすき家店舗数は1,939軒で、人口10万人あたり1.53軒。店舗数が最も多いのは山梨県で人口10万人あたり2.19軒(偏差値72.6)。2位は茨城県で2.14軒。3位以下は香川県(1.97軒)、三重県(1.94軒)、群馬県(1.94軒)の順。一方、最も店舗数が少ないのは長崎県で人口10万人あたり0.81軒(偏差値30.0)。これに福岡県(0.90軒)、大分県(0.96軒)、北海道(0.96軒)、鹿児島県(1.05軒)と続いている。

分布図を見ると都市部に加えて北関東や東海など大都市周辺部に店舗が多い。都心よりも郊外のロードサイドに重点を置いた店舗展開のためだ。東西で見ると、発祥地である東日本で店舗数が多い。

相関ランキングでは日本人男性国際結婚率と正の相関があり、20～30代男女比と負の相関があることから、女性にくらべて男性が多く、男性が外国人女性と結婚することが多いところにすき家がおおい。店舗数が多い北関東や東海地方の地域性によりものと思われる。

他のチェーン店との相関を見ると、ガスト店舗数やデニーズ店舗数、バーミヤン店舗数と正の相関があり、これらのチェーン店と店舗展開が似ている。どれも東日本のロードサイドに多いチェーンだ。

その他の牛丼チェーン店のランキングは以下の通り

1,939軒　すき家店舗数
1,185軒　吉野家店舗数
1,126軒　松屋店舗数
462軒　なか卯舗数

4,712軒　牛丼チェーン店舗数

コンビニ勢力図のような「牛丼チェーン店勢力図」の作成も検討したが、宮城県、東京都、奈良県以外の全県ですき家が1位となっており、複数のチェーンが覇を競うような分布図にならないので作成していない。