都道府県別牛丼チェーン店舗数

すき家店舗数、吉野家店舗数、松屋店舗数、なか卯舗数を合計した牛丼チェーン店舗数ランキング。

全国の牛丼チェーン店舗数は4,712軒で、人口10万人あたり3.72軒。店舗数が最も多いのは東京都で人口10万人あたり6.83軒(偏差値86.7)。2位は大阪府で5.02軒。3位以下は埼玉県(4.43軒)、京都府(4.39軒)、神奈川県(4.26軒)の順。一方、最も店舗数が少ないのは長崎県で人口10万人あたり1.26軒(偏差値33.6)。これに大分県(1.39軒)、鹿児島県(1.42軒)、高知県(1.68軒)、佐賀県(1.70軒)と続いている。

分布図を見ると関西と首都圏を中心に都会に近いところに店舗が多い。

相関ランキングでも最低賃金や家賃と正の相関が高く、家賃や賃金が高い都市部に牛丼チェーンが多い。牛丼は都会の食べ物と言えそうだ。

各チェーンとの相関を見ると、相関係数の高い順に

松屋店舗数
吉野家店舗数
なか卯舗数
すき家店舗数

となっており、上の方ほど都会型、下の方ほどロードサイド型の分布となっている。

なお、コンビニ勢力図のような「牛丼チェーン店勢力図」の作成も検討したが、宮城県、東京都、奈良県以外の全県ですき家が1位となっており、複数のチェーンが覇を競うような分布図にならないので作成していない。