都道府県別非正規雇用率

総務省の就業構造基本調査から非正規雇用率ランキング。同調査の「会社などの役員を除く雇用者」に占める「非正規の職員・従業員」の割合を比較している。

非正規雇用率の全国平均は38.15%。企業で雇用されている労働者のうち40%弱が非正規労働者ということになる。最も非正規雇用率が高いのは沖縄県で44.52%。2位以下は北海道、京都府、大阪府、福岡県と続いている。一方、最も非正規雇用率が低いのは福井県で32.73%。分布図を見ると三陸を筆頭に日本海側で非正規雇用率が低い。

相関ランキングでは離婚件数と正の相関があり、非正規雇用率が高いところは離婚が多い。また、核家族率と正の相関が、共働き率と負の相関があり、非正規雇用率が高いところは核家族が多く、共働きが少ない。

この他、2013年参議院比例代表:自民党得票率や2012年衆議院比例代表:自民党得票率と負の相関があり、非正規雇用率が高いところは自民党得票率が低い。