都道府県別都道府県議会議員給料

総務省の地方公務員給与実態調査から都道府県議会議員の給料ランキング。ここでは議員の月額給料を比較している。議員の報酬にはこれ以外にもボーナスにあたる期末手当が含まれるがそれは含んでいない。また、議員の給料は各都道府県の条例で定められた額に加えて、災害や不祥事などで一時的に増減されることがあるが、ここで取り上げている給料にはこれらの一時的な増減も反映されている。

議員の給料の全国平均は808,573円。最も高いのは東京都で1,022,000円。続いて京都府の960,000円。以下、埼玉県、神奈川県、福岡県と続いている。一方、最も少ないのは大阪府で651,000円。この他、滋賀県や鳥取県、島根県、岩手県などで給料が低い。

分布地図を見ると大阪府や滋賀県といった例外を除くと三大都市圏で給料が高く、地方で少ない。相関ランキングでも最低賃金や人口集中度と正の相関が高く、人口が集中して最低賃金が高い都市部で議員の給料が高い。

都道府県知事給料にはこのような傾向はなく、議員の給料は地域の相場に沿った金額になり、知事の給料は財政難や不祥事などその時々の事情にあわせた金額になると言えそうだ。