浪人生比率=1浪以上の受験生(女子)÷全受験生(女子)
同じ計算式をセンター試験受験生に当てはめて計算したものは以下の通り。
センター試験受験生浪人生比率センター試験受験生浪人生比率:女子センター試験受験生浪人生比率:男子似ているが少し異なるランキングに
大学受験浪人率がある。ある学年で大学受験した人のうち、何%が浪人したかを比較しているのでこちらも参照願いたい。
大学受験生に占める女子の浪人生比率の全国平均は4.57%。
男子の9.19%の約半分となっている。
女子の浪人生比率が最も高いのは宮城県で8.25%(偏差値74.2)。2位は佐賀県で7.93%。3位以下は茨城県(7.07%)、鳥取県(6.86%)、東京都(6.50%)の順。一方、最も浪人生比率が低いのは青森県で1.44%(偏差値33.9)。これに岩手県(1.53%)、栃木県(1.83%)、福井県(1.88%)、山形県(1.94%)と続いている。
男女の分布の違いをみるために変動係数(散らばり具合)を比較すると、男子が0.324なのに対し女子は0.407となっており、女子の方が変動係数が大きい。女子の方が浪人生比率の高い県と低い県の散らばり具合が大きいという意味で、女子の方が浪人への風当たりが強い県と弱い県の差が大きいようだ。