都道府県別大学受験浪人率

学校基本調査から大学受験浪人率の都道府県ランキング。学校基本調査では、卒業年度別の大学と短大の受験者数が計上されており、ここでは2022年に大学と短大を受験をした高3生のうち何%が浪人したかを比較している。具体的には以下の計算式となっている。

浪人率=2023年の1浪受験生÷2022年の現役受験生

男子の浪人率は大学受験浪人率:男子、女子は大学受験浪人率:女子を参照願いたい。浪人生に占める女子の割合は浪人生女子比率参照。

似ているが少し異なるランキングに大学受験生浪人生比率がある。こちらはある年の受験生に占める1浪以上の受験生の割合を比較したものだ。

大学受験浪人率の全国平均は6.00%。浪人率が最も高いのは鳥取県で10.51%(偏差値76.6)。2位は香川県で8.77%。3位以下は佐賀県(8.45%)、東京都(8.40%)、奈良県(8.23%)の順。一方、最も浪人率が低いのは青森県で2.23%(偏差値32.7)。これに岩手県(2.76%)、福島県(2.92%)、山形県(3.09%)、岐阜県(3.15%)と続いている。

分布地図を見ると東北から北日本にかけて浪人率が低くなっている。

他との相関を見ると大学受験生浪人生比率など、浪人に関するランキング以外は目立った相関がない。