都道府県別大学受験生に占める浪人生比率：男子

学校基本調査から男子の大学受験生浪人生比率の都道府県ランキング。ここでは2023年3月の4年制大学・短大受験生に占める1浪以上の浪人生の割合を比較している。具体的には以下の計算式となっている。

浪人生比率=1浪以上の受験生(男子)÷全受験生(男子)

同じ計算式をセンター試験受験生に当てはめて計算したものは以下の通り。
センター試験受験生浪人生比率
センター試験受験生浪人生比率:女子
センター試験受験生浪人生比率:男子

似ているが少し異なるランキングに大学受験浪人率がある。ある学年で大学受験した人のうち、何%が浪人したかを比較しているのでこちらも参照願いたい。

大学受験生に占める男子の浪人生比率の全国平均は9.19%。女子の4.57%の2倍であり、浪人生は男子が多い。

男子の浪人生比率が最も高いのは鹿児島県で14.79%(偏差値73.5)。2位は鳥取県で13.70%。3位以下は佐賀県(13.50%)、東京都(13.34%)、富山県(12.47%)の順。一方、最も浪人生比率が低いのは青森県で3.41%(偏差値31.7)。これに大分県(4.49%)、福島県(4.73%)、岐阜県(4.94%)、福井県(5.06%)と続いている。

分布状況を見ると大学受験浪人率と同じく、首都圏、関西、九州で浪人生の比率が高い。