都道府県別在日ネパール人

法務省の在留外国人統計から在日ネパール人ランキング。2018年12月現在の在日外国人の中で6番目に多い。

全国の在日ネパール人は88,951人で、人口1万人あたり7.03人。在住者数が最も高いのは東京都で人口1万人あたり19.97人(偏差値84.4)。2位は群馬県で15.26人。3位以下は沖縄県(14.77人)、福岡県(12.49人)、栃木県(12.08人)の順。一方、最も在住者数が低いのは山形県で人口1万人あたり0.60人(偏差値42.1)。これに和歌山県(0.60人)、岩手県(0.63人)、島根県(0.65人)、徳島県(0.65人)と続いている。

ネパール人が増えたのはここ数年で、主に留学生が増えているという。ネパールでの留学熱の高まりに加えて、中韓との関係悪化や原発事故で留学生が減ったことをうけ、日本語学校がネパールで積極的に生徒を募集していることも一因だ。

在留資格別に見ても留学生が32.59%で最も多く、続いて専門職(※)25.68%、永住者・定住者6.67%の順となっている。

相関ランキングでは生産年齢人口と正の相関があり、働き盛りが多いところにネパール人が多い。

2018年12月現在の在留外国人数

※専門職
在留資格のうち、下記のものを専門職として計算している。それぞれがどのような資格かは出入国管理庁の在留資格一覧表を参照されたい。
○教授
○芸術
○宗教
○報道
○高度専門職
○経営・管理
○法律・会計業務
○医療
○研究
○教育
○技術・人文知識・国際業務
○企業内転勤
○介護
○興行
○技能
○文化活動