都道府県別25歳以上トレーニング人口

社会生活基本調査からトレーニング人口の都道府県別ランキング。この1年間で「器具を使ったトレーニング」をしたと答えた25歳以上の人数を比較している。器具を使ったトレーニングについて同調査では「なわとび、ダンベルなど器具を使って行う場合をいいます」と定義している。25歳未満には学生が多く、大人と行動パターンが違う可能性があるため、「県民性」というサイトの性格も考慮して除外している。同統計では抽出結果から各都道府県の総人数を推計しており、ここではその数字を使っている。

調査対象となっている各スポーツの人口は以下の通り。

全国の25歳以上トレーニング人口は1354万人で、25歳以上人口100人あたり13.68人。トレーニング人口が最も多いのは神奈川県で25歳以上人口100人あたり16.32人(偏差値74.3)。2位は沖縄県で15.91人。3位以下は東京都(15.45人)、石川県(14.96人)、埼玉県(14.79人)の順。一方、最もトレーニング人口が少ないのは青森県で25歳以上人口100人あたり9.54人(偏差値26.8)。これに高知県(10.02人)、和歌山県(10.45人)、秋田県(10.70人)、島根県(10.95人)と続いている。

地域的に見ると首都圏を中心に本州中央部でトレーニング人口が多い。

相関ランキングでは生産年齢人口と正の相関があり、65歳以上人口(高齢者数)と負の相関があることから、働き盛りが多く高齢者が少ない都市部でトレーニング人口が多い。