都道府県別イチゴ生産量

農林水産省の作況調査からイチゴ生産量ランキング。作況調査は3年ごとの全国調査と、毎年の抽出調査の二つに別れており、ここでは2010年の全国調査の生産量を比較している。

2010年のイチゴ生産量は177,500トンで、生産量1位は栃木県の27,900トン。これは全国の生産量の15.7%だ。2位以下は福岡県、熊本県、長崎県、静岡県の順。

次に人口1万人あたり生産量の全国平均は13.86トン。最も多いのは栃木県で138.94トン。以下、佐賀県、長崎県、熊本県、福岡県と続いている。

総数でも人口1万人あたりでも生産量1位の栃木県は、イチゴ消費量でも2位になっており、”イチゴ王国”と言えそうだ。

栃木県でイチゴ生産量が多い理由について「栃木県のいちご生産についての一考察」では以下のものをあげている。

・冬に日照時間が長い栃木県はビニルハウス栽培に適している。
・1960年代に水田の裏作として栽培が奨励された
・農協や県がイチゴ栽培に力を入れている

相関ランキングでは、高い相関係数のランキングは見あたらない。

下記の都道府県ランキング表で「総数」の下にある「降順」「昇順」をクリックすれば総数ベースのランキングが表示されます。
「人口1万あたり」の下にある「降順」「昇順」をクリックすれば単位人口あたりのランキングが表示されます。