都道府県別りんご生産量

農林水産省の作況調査からりんご生産量ランキング。作況調査は年によって全国調査と、抽出調査の二つがあり、ここでは2009年の全国調査の収穫量を比較している。

2009年のりんご生産量は845,600トンで、人口1万人あたり生産量は66.32トン。1人あたりに換算すると6.632kgになる。なお、生産者が少ない徳島県、香川県、長崎県、鹿児島県は「県の生産量=特定の生産者の生産量」となるため生産量が非公開とされおり、ここでは便宜上、生産量を0として扱っている。

総数ベースで見ると、生産量が最も多いのは青森県で457,300トン。これは全国の生産量の54%にあたる。2位は長野県で160,000トン。以下、岩手県、山形県、秋田県と寒冷地が上位を占めている。人口1万人あたり生産量が最も多いのは青森県で3,316.17トン。2位長野県(741.08トン)の4倍以上の生産量で、偏差値も114.8と高い。

分布図を見ると、東北や長野などの寒冷地で生産量が多い。相関ランキングでも年間降雪量と正の相関があり、年間平均気温と負の相関があることから、気温が低く、雪が多い地方でりんごの生産量が多い。

また、りんご消費量との正の相関も高く、りんごの生産が盛んなところでは、りんごの消費量も多い。

下記の都道府県ランキング表で「総数」の下にある「降順」「昇順」をクリックすれば総数ベースのランキングが表示されます。
「人口1万あたり」の下にある「降順」「昇順」をクリックすれば単位人口あたりのランキングが表示されます。