都道府県別みかん生産量

農林水産省の作況調査からみかん生産量ランキング。作況調査は年によって全国調査と、抽出調査の二つがあり、ここでは2009年の全国調査の生産量を比較している。

2009年のみかん生産量は1,003,000トンで、人口1万人あたり生産量は78.66トン。1人あたりに換算すると7.866kgになる。みかんには収穫量が多い年(表年)と少ない年(裏年)が交互に起こる現象があり、2009年は表年にあたる。なお、生産者が少ない東京都と長野県は「県の生産量=特定の生産者の生産量」となるため生産量が非公開とされおり、ここでは便宜上、生産量を0として扱っている。

総数ベースで見ると、生産量が最も多いのは和歌山県で189,000トン。2位以下は愛媛県、静岡県、熊本県、長崎県と続いている。太平洋岸の暖かい地方で生産量が多い。

人口1万人あたり生産量が最も多いのは和歌山県で1,882.47トン。1人あたりでは188.247kgとなる。2位以下は愛媛県、佐賀県、熊本県、長崎県の順。

相関ランキングではバイク・スクーター普及率やプロ野球監督・コーチ出身地との相関係数が高い。和歌山や四国に多い分布構造が似ているためだろう。

また、みかん消費量との相関はあまり高くなく、みかん生産量とみかん消費量には因果関係はなさそうだ。

下記の都道府県ランキング表で「総数」の下にある「降順」「昇順」をクリックすれば総数ベースのランキングが表示されます。
「人口1万あたり」の下にある「降順」「昇順」をクリックすれば単位人口あたりのランキングが表示されます。