都道府県別中学女子硬式テニス部員数

日本中学校体育連盟の部活動調査集計から公式テニス部員数の都道府県別ランキング。

全国の中学女子硬式テニス部員数は18,859人で、女子中学生100人あたり1.16人。部員数が最も多いのは沖縄県で女子中学生100人あたり5.47人(偏差値92.5)。2位は東京都で4.33人。中学女子ソフトテニス部参加率で下位だった両県が飛び抜けて硬式テニス部参加率が高い。相関ランキングを見ても硬式テニスとソフトテニスは負の相関係数が高く、硬式テニスの参加率が高い県はソフトテニスの参加率が低いことが表れている。

東京都と沖縄県は在日アメリカ人が多いところだが、硬式テニスが主流のアメリカ文化と何らかの関係があるのだろうか。

3位以下は山梨県(3.21人)、大阪府(2.29人)、佐賀県(1.94人)の順。一方、岩手県、新潟県、青森県、徳島県は硬式テニス部員数が0となっている。

分布地図を見ると首都圏や関西、西日本で部員が多い。

相関ランキングでも米作付面積率と負の相関があり、稲作が盛んな地方で硬式テニス部員が少ない。

また、中学女子ソフトテニス部員数と負の相関があり、硬式テニス部員が多いところはソフトテニス部員が少ない。

参考:部員数から見る人気部活ランキング(女子)