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都道府県別外科医師数

公開日:2009-8-19 | 最終更新日:2016-2-2
カテゴリ: 保健・医療
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厚生労働省の医師・歯科医師・薬剤師調査から外科医師数ランキング。これまで医師不足問題であげられるのは産科や小児科、救急外来などだったが、実は外科医不足も深刻らしい。

産経新聞「外科医がいなくなる? 過酷な勤務状況で若手の外科離れが進行」
産科や小児科の医師不足が叫ばれて久しいが、ここ数年、“花形”ともいえる外科医の減少が目立っている。長時間に及ぶ手術や当直など勤務状況が過酷であるにもかかわらず、報酬はそれに見合わないことなどを嫌い若い医師の外科離れが進んでいるという。こうした状況を懸念した医療関係者は、NPO法人「日本から外科医がいなくなることを憂い行動する会」を発足させた。外科医を増やすための情報発信や待遇の改善を国に訴えていくという。


全国の外科医師は27,738人で人口10万人あたり21.83人。最も外科医師が多いのは徳島県で36.91人。2位以下は長崎県、山口県、大分県、鳥取県と西日本が上位を占めている。一方、外科医師が最も少ないのは新潟県で14.31人。この他、埼玉県、神奈川県、秋田県、千葉県など関東を筆頭にした東日本で外科医師が少ない。

分布地図を見るときれいな西高東低となっている。もともと医師が西日本に偏在してるため、それを反映したものと言えよう。特に四国、中国、北部九州など瀬戸内海沿岸で密度が高い。

現役医師に占める外科医師比率はこちら。

都道府県別外科医師数

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順位都道府県外科医師数偏差値
 総 数 人口10万人
あたり
並替  降順  昇順降順  昇順降順  昇順
1徳島県282人36.91人77.26
2長崎県483人34.85人72.96
3山口県423人30.04人62.96
4大分県351人29.97人62.82
5鳥取県170人29.62人62.07
6広島県825人29.12人61.04
7鹿児島県482人28.90人60.57
8宮崎県320人28.73人60.22
9高知県207人28.05人58.81
10熊本県502人27.98人58.67
11京都府707人27.09人56.81
12岡山県521人27.08人56.79
13福岡県1,373人26.97人56.56
14愛媛県373人26.74人56.08
15香川県259人26.40人55.38
16和歌山県256人26.37人55.30
17佐賀県216人25.87人54.27
18福井県204人25.82人54.17
19岩手県320人24.92人52.30
20青森県328人24.83人52.11
21群馬県483人24.44人51.30
22岐阜県498人24.40人51.21
23兵庫県1,313人23.70人49.75
24山梨県199人23.66人49.68
25大阪府2,070人23.43人49.19
26三重県424人23.23人48.78
27奈良県319人23.18人48.68
28福島県425人21.96人46.14
29長野県458人21.72人45.63
30沖縄県306人21.53人45.25
31栃木県426人21.52人45.21
32山形県242人21.40人44.96
33東京都2,864人21.39人44.95
34島根県147人21.09人44.32
35石川県242人20.93人44.00
36宮城県475人20.40人42.89
37滋賀県283人19.99人42.02
38静岡県717人19.35人40.70
39富山県206人19.25人40.50
40茨城県543人18.60人39.14
41愛知県1,385人18.58人39.09
42北海道1,001人18.54人39.01
43千葉県1,137人18.35人38.61
44秋田県189人18.23人38.36
45神奈川県1,382人15.19人32.05
46埼玉県1,071人14.80人31.22
47新潟県331人14.31人30.21
全国27,738人21.83人
単位人口:人口10万人あたり (2014)

他との相関 相関とは?

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10万あたり外科医師数の分布 (変動係数 0.2017)

分布図

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2016-2-2 | 保健・医療