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都道府県別身体障害者手帳交付数

公開日:2014-8-20 | 最終更新日:2014-8-20
カテゴリ: 健康・病気
都道府県別身体障害者手帳交付数 - とどラン 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
厚生労働省の福祉行政報告例から身体障害者手帳交付数の都道府県別ランキング。同報告例における身体障害者手帳交付台帳登載数を都道府県別に比較した。ここでいう身体障害者とは

○視覚障害
○聴覚・平衡機能障害
○音声・言語・そしゃく機能障害
○肢体不自由
○内部障害

の合計のことだ。

全国の身体障害者手帳交付数は5,231,570件で、人口100人あたり4.10件。最も多いのは秋田県で6.73件。2位以下は鹿児島県、高知県、愛媛県、和歌山県と続いている。一方、最も少ないのは埼玉県で2.75件。神奈川県や千葉県、茨城県など首都圏で交付数が少ない。

分布図を見ると都市部や東日本で少なく、西日本の地方で多い。

相関ランキングでは100歳以上高齢者数高齢者数(高齢化率)と正の相関が高く、高齢者が多いところで身体障害者手帳交付数が多い。加齢による身体の衰えが原因で身体障害者になるケースも多いと思われる。

一般病床数看護師数とも正の相関が高く、高齢者や障害者が多いところは一般病床や看護師が多い。

また、生産年齢人口人口増減率と負の相関が高く、人口が増えて生産年齢人口が多いところで身体障害者が少ない。地方から都会に単身で出てくる若者は健常者が多いと思われるので、都市部では相対的に身体障害者が少なくなるのだろう。
データ出典  福祉行政報告例 2012

都道府県別身体障害者手帳交付数

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順位都道府県偏差値
 総 数 人口100人
あたり
並替  降順  昇順降順  昇順降順  昇順
1秋田県71,501件6.73件72.04
2鹿児島県106,368件6.29件67.53
3高知県44,975件5.98件64.26
4愛媛県82,558件5.83件62.74
5和歌山県57,617件5.83件62.71
6宮崎県65,388件5.81件62.45
7山口県80,529件5.63件60.58
8北海道302,696件5.54件59.70
9京都府145,126件5.53件59.54
10大分県65,080件5.49件59.16
11島根県38,498件5.45件58.68
12熊本県96,786件5.36件57.75
13長崎県75,402件5.36件57.74
14福井県40,926件5.12件55.30
15沖縄県72,037件5.11件55.21
16香川県50,410件5.10件55.04
17徳島県39,230件5.06件54.61
18鳥取県29,400件5.05件54.57
19佐賀県42,392件5.03件54.33
20山形県57,837件5.02件54.25
21福島県94,562件4.82件52.15
22山梨県40,843件4.79件51.88
23奈良県65,892件4.74件51.32
24富山県50,859件4.70件50.91
25青森県61,459件4.55件49.36
26長野県96,620件4.53件49.15
27福岡県227,695件4.48件48.58
28岐阜県91,631件4.45件48.25
29兵庫県243,890件4.38件47.54
30大阪府382,633件4.32件46.94
31岩手県55,867件4.29件46.60
32岡山県82,665件4.27件46.41
33広島県121,054件4.25件46.21
34新潟県96,801件4.12件44.90
35三重県73,549件4.00件43.57
36石川県46,479件4.00件43.56
37滋賀県51,906件3.67件40.14
38東京都471,833件3.57件39.08
39群馬県69,859件3.51件38.46
40宮城県81,461件3.50件38.42
41栃木県68,760件3.45件37.88
42静岡県126,770件3.39件37.28
43愛知県233,926件3.15件34.73
44茨城県90,231件3.07件33.86
45千葉県179,655件2.90件32.12
46神奈川県261,835件2.89件32.00
47埼玉県198,079件2.75件30.52
全国5,231,570件4.10件
単位人口:人口100人あたり (2012)

他との相関 相関とは?

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100あたりの分布 (変動係数 0.2078)

分布図

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コメント

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odomon 2014/08/22
うーむさん

その要素もありそうですね。本文に加えさせてください。
うーむ 2014/08/21
> 加齢による身体の衰えが原因で身体障害者になるケースが多い
おそらくそうではなくて、人口の流動性によるものと考えられる。

動ける・働ける人は太平洋ベルトの工業地域に出てきて働くため、交付対象ではない方がこれらの地域に流入する。その結果、太平洋ベルトの工業地域では単位人口あたりの交付数が低くなる。
一方、生まれ育った地域を離れると、サポートを受けるための出費や、見知らぬ地でのネットワーク形成などのコストがかさむ身体障害者手帳交付対象者は、その地にとどまる。その結果、太平洋ベルトの工業地域以外では単位人口あたりの交付対数が高くなる。
2014-8-20 | 健康・病気