都道府県別高卒就職率

文部科学省の学校基本調査から高卒就職率の都道府県別ランキング。2017年3月に中学を卒業して高校に進学した生徒のうち、以下の生徒の割合を比較している。

・正規の職員等
・正規の職員等でない者
・一時的な仕事に就いた者

高校卒業後の主な進路は以下の通り。
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高卒就職率の全国平均は18.5%。就職率が最も高いのは青森県で32.3%(偏差値66.9)。2位は佐賀県で31.8%。3位以下は秋田県(30.5%)、山口県(30.4%)、岩手県(30.3%)の順。一方、最も就職率が低いのは東京都で7.3%(偏差値25.9)。これに京都府(9.4%)、神奈川県(9.6%)、奈良県(12.5%)、大阪府(13.0%)と続いている。

高卒就職率の全国平均は18.6%。男女別に見ると男子が22.0%、女子が14.9%となっていて、男子の方が就職率が高い。

相関ランキングでは農業就業人口と正の相関が高く、家賃と負の相関が高いことから、家賃が安く農業就業者が多い地方で高卒就職率が高いことが分かる。

また、女性初婚年齢や出産年齢、男性初婚年齢と負の相関が高く、デキ婚率と正の相関が高い。高卒就職率が高いところは若いうちに結婚して出産し、デキ婚も多いと言える。

大学進学率とは負の相関が高く、高卒就職率が高いところは大学進学率が低い。