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都道府県別小学校外国人児童数

公開日:2019-10-18 | 最終更新日:2019-10-18
カテゴリ: 教育
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文部科学省の学校基本調査から小学校の外国人児童数ランキング。学校基本調査では外国人について「日本国籍を持っていない者。二重国籍者は日本人として計上。」と定義されている。

全国の小学校外国人児童数は59,747人で、小学生1000人あたり9.30人。外国人児童数が最も多いのは愛知県で小学生1000人あたり21.04人(偏差値74.1)で、小学生100人に2人が外国人児童となっている。愛知県の小学校一校あたり児童数は426.4人であり、学校あたり9人の計算になる。

2位は三重県で20.48人。3位以下は群馬県(19.90人)、静岡県(17.06人)、岐阜県(16.85人)の順。一方、最も外国人児童数が少ないのは岩手県で小学生1000人あたり0.51人(偏差値40.6)。これに鹿児島県(0.56人)、長崎県(0.58人)、宮崎県(0.75人)、秋田県(0.77人)と続いている。

分布地図を見ると本州中央部に外国人児童が多い。

相関ランキングでは在日外国人と正の相関が高く、在日外国人が多いところで外国人児童が多い。在日外国人は都市部や製造業の賃金が高い工業地帯に多く、そういうところに外国人児童も多い。

また、日本人男性国際結婚率と正の相関が高く、外国人女性と結婚する日本人が多いところに外国人児童が多いが、このケースでは子どもが父親の国籍である日本国籍を持っていることが多く、外国人児童には含まないことが多いと思われる。
データ出典  学校基本調査 2018

都道府県別小学校外国人児童数

「並替」の右横の「北/南」「降順/昇順」をクリックすると並べ替え表示します。
順位都道府県外国人児童数偏差値
 総 数 小学生1000人
あたり
並替  降順  昇順降順  昇順降順  昇順
1愛知県8,758人21.04人74.12
2三重県1,947人20.48人73.20
3群馬県2,008人19.90人72.25
4静岡県3,286人17.06人67.63
5岐阜県1,818人16.85人67.29
6東京都9,873人16.20人66.23
7埼玉県5,061人13.58人61.95
8滋賀県994人12.08人59.51
9神奈川県5,462人11.84人59.12
10千葉県3,739人11.84人59.12
11茨城県1,693人11.74人58.95
12山梨県460人11.26人58.18
13栃木県1,068人10.58人57.07
14大阪府4,299人9.79人55.79
15長野県975人9.03人54.54
16富山県441人8.66人53.94
17兵庫県1,872人6.45人50.34
18広島県974人6.42人50.28
19福井県266人6.36人50.20
20京都府746人5.92人49.48
21香川県211人4.13人46.55
22島根県138人3.97人46.29
23石川県218人3.66人45.78
24福岡県933人3.32人45.23
25奈良県215人3.10人44.88
26岡山県223人2.21人43.42
27沖縄県221人2.18人43.38
28鳥取県50人1.73人42.64
29愛媛県118人1.70人42.59
30山口県113人1.66人42.52
31福島県143人1.59人42.41
32新潟県173人1.58人42.40
33熊本県148人1.51人42.29
34宮城県173人1.48人42.24
35北海道355人1.46人42.20
36佐賀県63人1.39人42.08
37徳島県48人1.35人42.02
38山形県70人1.31人41.96
39大分県74人1.25人41.86
40高知県33人1.00人41.45
41和歌山県40人0.87人41.24
42青森県46人0.79人41.11
43秋田県33人0.77人41.08
44宮崎県46人0.75人41.04
45長崎県41人0.58人40.76
46鹿児島県51人0.56人40.74
47岩手県30人0.51人40.65
全国59,747人9.30人
単位人口:小学生1000人あたり (2018)

他との相関 相関とは?

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分布図

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2019-10-18 | 教育